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世田谷区での高齢者の入居問題事情

若者が多い世田谷区の下北沢三軒茶屋エリアも高齢者のお部屋探しが増加しています。その背景には高齢者の増加、未婚者や離婚率が増加している事も影響しています。現実には高齢者が賃貸物件に入居することは健康面や収入、保証人の有無などの面からもハードルが高いものとなっています。賃貸オーナー様も出来る事なら30代までの若年層に入居してもらいたいのが本音でしょう。しかし、現在は少子高齢化社会であり入居希望者が減ってきていて、人気の下北沢、三軒茶屋エリアといえども、空室が目立ってきています。オーナー様も空室期間の長期化や賃料下落を実感されていることでしょう。近い将来、高齢者を受け入れる事を考える時期が来ます。すでに積極的に高齢者を受け入れているオーナー様もいらっしゃいます。では実際に高齢者の入居によりどんな問題が起きてくるのでしょうか?また、どのような対策をして高齢者を受け入れているのか?と様々な疑問があると思います。今回は、高齢者を受け入れる際の注意点と対策についてご紹介させていただきます。

満室経営

【目次】

  1. 賃貸管理で高齢者に対する貸主の不安点
  2. 高齢者を視野に入れた入居者募集の対策
  3. まとめ

1.賃貸管理で高齢者に対する貸主の不安点

①収入面での不安(仕事も引退されていることや収入が少ない場合がある)

仕事を定年退職されている方は、原則年金や貯金で家賃を払っています。年金受給者は一定の収入がありますので、賃料によっては安心できます。審査時に貯蓄額を調べることでオーナー様のリスクを軽減する事ができます。

②連帯保証人が見つからない(身内も高齢者のケースが多い)

高齢者の場合、一番良い連帯保証人は『子』になります。連帯保証人が近いところに住んでいれば尚良いです。不測の事態に対応がとりやすくなります。子供が保証人になれない場合は、保証会社に入って頂くようにして滞納のリスクを軽減して下さい。

③物件での事故、孤独死のリスク(物件で死亡すると物件の価値が減少してしまう)

高齢者の場合にオーナー様が一番危惧されるところが、物件での事故(死亡)です。若者・高齢者に係わらず、事故(死亡)は起こりますが、高齢者のほうがリスクの高いものとなります。

完全に保全をして入居してもらう事は現実的には難しいですが、「共用部の電気を明るくする」「手すりをつける」「バリアフリーにする」などの対応をして、少しでもリスクを下げる努力をします。

また、数年後体調を悪くして退室になる場合を想定して、事前に退去先の当てを確認しておくことが大切です。(施設に入所する予定なのか?お子様と同居するのか?)連帯保証人以外にも、連絡先を複数確認しておくのもいざというときに役立ちます。

 

2.高齢者を視野に入れた入居者募集の対策

高齢者の入居

高齢者の入居は若者よりトラブルの可能性は高くなりますが、オーナー様のリスクを軽減することは可能です。定期借家契約で契約をすれば、契約満了日で契約終了させる事が出来ます。弊社では高齢者の場合、定期借家契約で契約を行い、入居者が動けなくなった場合には、再契約をせずに身内の方に引き取って頂きます。

なので、連帯保証人は必ず息子さんや娘さんになってもらい、何かあったときに対応してもらえるようにします。また、弊社と利用している家財保険会社は、万一孤独死したときでも、荷物の整理などの対応をしてもらえるので安心できます。

高齢者の人口が増えていますが、入居できない物件が多いので高齢者の方はお部屋探しに困っています。高齢者専用の賃貸も有りますが、毎月の費用が高く支払うことが出来ない方がたくさんいます。

行政も社会問題として扱っていますが現状は追いついていない状況です。そこで、定期借家契約や保険を活用して高齢者を受け入れる事が出来れば、空室対策として大変有効手段となります。

 

3.まとめ 

高齢者の人口は総人口の26.7%を占め、年々増加が見込まれています。高齢者の場合、孤独死・収入面・連帯保証人がいない・物件での事故など問題が考えられます。

しかし、条件が揃えて入居可能にすることで、入居者の幅が広がり空室対策になります。また、現状では高齢者を断る大家様が多いのでチャンスでも有ります。

今まで、高齢者の入居者には懸念材料が多く、断ってきたオーナー様は多いとは思いますが賃貸市場が厳しくなっている今、定期借家契約、身元引受人、保険、保証会社などの保全をうち、増え続ける高齢者を視野に入れることで、さらに良い賃貸経営をしていただきたいです。

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